家具(かぐ)の固定(こてい)のかいせつ

家具がたおれるとけがをします。1995年の阪神淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい)では、家具がたおれてけがをした人がたくさんいました。

 

じたくの家具の固定を、かぞくで考えてみましょう

A:開き戸式の棚(たな)

地震で棚の扉が開くと、中のお皿などが落ちます。落ちたお皿でけがをするかもしれません。

地震が起こると自動で扉をロックするキットもあります。

 

B:家電製品(かでんせいひん)・置物(おきもの)

電子レンジや置物は、地震のゆれで、たおれたり、床に落ちます。

タンスの上など高いところに置いている物も落ちてこないように固定するか、置かないように工夫しましょう。

 

C:本棚の本

ねている場所に本棚(ほんだな)はありますか?本棚を固定しても、本がとび出すことがあります。

写真のようなすべり止めのマットやベルトなど色んなキットがあります。

 

D:テレビ

テレビは重いので、たおれてくるとけがをするかもしれません。また、ニュースで地震の情報(じょうほう)を知るために、テレビは大切です。

写真のようなジェルを底(そこ)にはりつけます。テレビ台とテレビを固定するキットもあります。

 

E:大きな家具(かぐ)、冷蔵庫(れいぞうこ)

本棚やタンスがたおれてくると、大けがをするかもしれません。たおれるとにげ道がふさがるかもしれません。

食べ物や飲み物を保管(ほかん)するために冷蔵庫(れいぞうこ)は大切です。

かべや床(ゆか)とつないで固定するキットがあります。

 

まとめ

家の中の家具を固定すると
①家族のけがをふせぐことができます
②大切な食べ物や飲み物を守ることができます
③地震のことを知ることができます
④逃げる道を確保することができます

家具を固定できないときは
①家具の置き場所を工夫しましょう
②重いものは低いところに置きましょう

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